Author Archives: Hiroyuki

『タイズ・ザット・バインド ~ジャパン・アンド・コリア~』エピソード1を見て

楽しみにしていた、ニコニコドキュメンタリーのドキュメンタリー『タイズ・ザット・バインド ~ジャパン・アンド・コリア~』エピソード1を見終わりました。が……正直、とても悲しい気持ちになってしまいました。

日韓双方で、憎しみが増幅される一方であるように感じることが、何より辛いのです。

韓国語を理解できる日本人として、自分はこの先一体どうしたらいいんだろう?ということを真剣に考えさせられてしまいます。

タイズ・ザット・バインド関連番組はまだまだ続くので、次回以降の番組にも期待したいと思います。

7/31討論「世界から見た日韓問題」第一弾

8/1「領土問題」を考えよう

8/2「従軍慰安婦問題」を考えよう

8/3「ヘイトスピーチ問題」を考えよう

8/7「タイズ・ザット・バインド」第二弾

8/8討論「世界から見た日韓問題」第二弾

ウェブトゥーン先駆者カン・プル(강풀)-その作品の魅力

先の記事でウェブトゥーン作家カン・プル(강풀)のことを少し書きましたが、ここではもう少し詳しく紹介してみたいと思います。

カン・プル作品の特徴

ウェブトゥーンが韓国的コンテンツとして位置づけられる所以として「オンラインでの閲覧に特化した作画」「ポータルサイトによる全面的なプロモート」等の要因も大きいですが、そこにカン・プルの韓国的コンテンツが乗っかって拡散したことが、以後ウェブトゥーンの位置付けを決定的なものにしたといっても過言ではないでしょう。

カン・プルの紹介はソウルの書店’COMIC COZZLE’店長キム・ヨンホさんの記事に詳しく紹介されています。

韓国ウェブトゥーンの第一人者- 映画・ドラマ・舞台から愛される漫画家・カンプル (Hwaiting!)

これまでの作品をあえてジャンル分けするとすれば、純情もの・ミステリー・ホラー等になると思います。上のサイトでキムさんが紹介しているように、全てに共通する特徴として、とにかくストーリーが緻密なのです。連載の初頭部分では脈絡の分からない場面やストーリーが、後半~終盤で全部繋がるダイナミックさは、一度体験するとなかなか抜け出せない魅力があるのです。

カン・プル作品の最大の魅力

それ以上、「これがカン・プル作品の最大の魅力だ!」と個人的に感じるのは、随所に散りばめられた「超・韓国的な人情味」ではないかと思うのです。

たとえば、私がいくつか読んだ中で、特に感動したのが「あなたのすべての瞬間」(당신의 모든 순간)という作品。人類のほぼすべてがゾンビになってしまう所から始まるストーリーなので、最初はホラー作品なのかなと思いながら読み進めましたが、物語はその中で生き残った男女の思いを中心に展開し……しかもそれは単純な恋愛ではなく、どこまでも突き抜けるような人間愛の描写であったことが、終盤で明らかになるのです。

この作品を徹夜で読み通した日の明け方、目が真っ赤に腫れるほど泣き晴らし、その後しばらく「本当に人を愛するって、どういうことなんだろう?」と、かなり真剣に考えさせられました(笑)。

……それはさておき、このストーリーの妙味と人情味あふれるカン・プルが、ポータルサイトの全面プロモートのもとでウェブを通して拡散したことが、ウェブトゥーンの歴史の実質的な幕開けになったといえるのではないかと思っています。

日本語で鑑賞できるカン・プル映画

カン・プルのウェブトゥーン、ぜひ日本の人にも読んでほしいのですが、知りうる限り、まだ日本語に翻訳はされていないようです。ならばいっそ自分が翻訳したい!とも思うのですが、この世界観を日本語で再現することを考えると、正直気が遠くなりそうです……。

ただ、カン・プル原作もしくは原案の作品は多数映画されており、なかには日本語で公開されているものもあります。興味のある方は、とりあえずそちらからご覧いただくのがよろしいかと思います。

「拝啓、愛しています」(2012)

「痛み」(2012)

予告動画

「アパートメント」(2007)

詳しくは映画.comのサイトで。カン・プル 作品一覧(映画.com)

韓流コンテンツの可能性

昨今の韓流ブームで、日本にもたくさんのコンテンツが入ってきましたが、それらとはまた違った角度のもので、まだまだ面白いものがいっぱい眠っていると思います。

先に紹介したK-Pop Starもそうですが、韓国語を知ってみると、韓国独特の優良コンテンツに直接接することができるのが、とても大きな魅力なのです。ただ自分で楽しむだけでなく、今後、そういったものを少しでも多く紹介し、できればその翻訳に携われたらいいなと考えています。

韓国的コンテンツ「ウェブトゥーン」(Webtoon)

韓国の大衆文化「ウェブトゥーン」

韓国には「ウェブトゥーン」(Webtoon)というものがあります。

ウェブとカートゥーンの合成語(web+toon)で、ウェブで配信されるマンガのことです。

当初「もともとインターネットの普及が非常に早かった韓国ですから、そりゃマンガをネットで配信するって発想もアリだよね」くらいにしか考えていなかったのですが、実際触れてみると、もっともっと奥の深いものだったのです。

先日参加した東京国際ブックフェアにおけるシンポジウムで、「韓国のデジタル漫画(ウェブトゥーン)産業の一考察」という内容で、新丘大学・金貞明教授による発表を聞きましたが、ウェブトゥーンはやはり「韓国的コンテンツ」として位置づけられていました。

このウェブトゥーンの特徴として、最初からオンラインで提供することを前提に制作され、PC画面やスマートフォンでの閲覧に最適化されている点や、DaumやNAVER等の主要国産ポータルサイトで無料配信されているものがメイン(※)という点が挙げられますが、何より大衆文化として広く浸透している点は特筆すべきことと思います。実際、ウェブトゥーン原作のコンテンツが映画化・書籍化等がなされており、「源泉コンテンツ」として経済発展の一翼を担っている部分もあるのだとか。

(※)ウェブトゥーン専門サイトも存在します。また基本的に過去作品の閲覧は課金制、新作でも一部に有料配信のものがあるようです

ウェブトゥーンの先駆け「カン・プル」

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↑ウェブトゥーン作家「カン・プル」(강풀)

個人的に、ウェブトゥーンが「創造経済の核心コンテンツとして支持」(金貞明教授)されるほどの韓国的コンテンツとなった大きな理由は、作家カン・プル(강풀)の作品にあると思っています。

2003年、韓国二大ポータルサイトの一つDaum(ダウム)に掲載されたカン・プルの「純情漫画」が1日クリック数200万を記録し、これが既存のインターネットマンガと一線を画する韓国ウェブトゥーンの実質的スタートラインになったのですが(金貞明教授)、もしその先駆けがカン・プルでなかったのなら、ウェブトゥーンがここまで影響力のあるコンテンツとはなり得なかったのではないかとすら思います。

詳しくは後日にしますが、韓国ウェブトゥーン産業とは、先進的なITリテラシーと特徴あるコンテンツが融合した、イノベーションの成功例の一つといえるでしょう。

ちなみに、この「純情漫画」は映画化され、日本でもDVDが出ています。カン・プル作品はこれ以外でも多数が書籍化・映画化されています。

アジアの基層文化としてのシャーマニズム

ここのところ、探求活動が活発化している麻コム.comの夫婦です。

次なるイベントは……

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前々から参加したいと思っていたNPO法人東京自由大学の企画です。

特に朝鮮半島においてはシャーマニズム文化が盛んで、「クッ」(굿)とよばれる儀式が今でも行われていることは、韓国語を学習する過程で習っています。朝鮮半島のシャーマニズムのルーツはモンゴルの方だということも少し聞き知っていたのですが、今回、モンゴル・朝鮮・日本のシャーマニズムの関連と独自性に関しても専門の先生のお話を聞けるということで、とても楽しみにしています。

 

言うまでもなく、翻訳をする者にとって文化の理解は不可欠です。ただ、「文化」というと正直とっつきにくいと思ってきたのも事実。

ところが最近、「昔からの伝統文化って、結構しっかり現代人の考え方や行動に表れているんじゃないか?」と感じるようになって、文化の面白さに目覚めてきました。

東アジア共通の文化としては、よく漢字や易学等が挙げられると思いますが、シャーマニズムという観点からも共通項がありそうですね。また、それぞれの違い(特徴)についてもとても興味があります。

歌手・PSY(싸이)が中国で事故・けが人なし

7月16日、「江南スタイル(강남스타일)」で世界的にブレイクした韓国人歌手・PSY(サイ・싸이)の乗った車が、中国・杭州で事故に遭ったそうです!

[단독]가수 싸이 탑승 롤스로이스 中서 버스와 ‘쾅’

バスにぶつかってしまったものの、けが人はなく、ご本人も無事とのこと。

ダウンロード

彼が乗っていたのは主催者側が準備したロールスロイス。派手に壊れていますね……。

事故後、同行していた車(ポルシェ)に乗り換えて現場を後にしたとのことです。

ニコ生で日韓関係ドキュメンタリー放映

ちょっと興味のある話題が出てきました。

川上量生会長”客観的な日韓問題の姿を”〜ドワンゴがニコ生でオリジナルドキュメンタリー番組を制作

イギリスBBCが制作した、日韓問題に関するドキュメンタリーと、それに関する討論の番組を放映するとのこと。

「ニコニコドキュメンタリー」は、反日作品・抗日作品とされた海外のドキュメンタリー番組や、劇場公開され物議を醸した映画「南京」といった問題作を「ニコニコ生放送」上で放送するほか、オリジナルのドキュメンタリー番組も制作・放送。これに合わせ、南京事件、靖国神社問題といった、扱ったテーマについて解説・討論する番組も放送していく。

予告編はこちら↓

私たちのような日韓両国の言葉を理解し携わる者にとっては必見かなと思っています。

日韓の問題って、相容れない部分ばかりかも知れないのですが、最低限、なるべく知っておくことは絶対に必要なのではないかと思います。

■「タイズ・アット・バインド」、関連番組放送予定
日時(各日22時〜)番組名

7/30「タイズ・ザット・バインド」第一弾

7/31討論「世界から見た日韓問題」第一弾

8/1「領土問題」を考えよう

8/2「従軍慰安婦問題」を考えよう

8/3「ヘイトスピーチ問題」を考えよう

8/7「タイズ・ザット・バインド」第二弾

8/8討論「世界から見た日韓問題」第二弾

麻コム.comとは?-プロフィール

順序はあべこべになりましたが、私たちの紹介を簡単に。

麻コム.comは「夫婦セットの韓国語翻訳家」を目指しています。

夫:Hiroyuki

 

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まさにナグネ(나구네:流浪者)でした。

20代の半分は韓国にて語学を中心に研鑽を積みます。

日本国内企業での韓国語翻訳業務の経験あり。

主に一時翻訳(韓国語→日本語)を担当します。

妻:Asako

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司馬遼太郎ファンで活字中毒。

韓国滞在5年。主に語学研修と趣味の文化比較研究で過ごしました。

実家が神社ということもあり、日本の伝統文化にも関心あります。

主に二次訳として日本語の磨き上げを担当します。

 

韓国・朝鮮の知

7月4日(土)、東京国際ブックフェアに行ってきました!

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いろいろな出版社のブースを楽しみつつ、

韓国の出版関係の展示を一通りてきました。

東京・神保町に韓国ブックカフェができたことも知りました。

チェッコリ 책거리

今度行ってみたいと思います。

 

楽しみにしていた韓修好 50 周年記念イベント

 

ここしばらく、韓国文化・芸能(音楽)方面への関心ばかりでしたが、

野間秀樹先生のお話を聴いて、久々にハングル熱が蘇りました。

ただ、お話だけでは理解がまったく追いつかなかったので、

紹介されていた韓国・朝鮮の知を読む (クオン 知のフォーラム)を購入。

ハングルってすごい文字ということは少し聞いていたし、

実際に使いながら、それなりに実感している部分もあるのですが、

ではどうしてすごいのか?

もっと掘り下げていきたいと思います。